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10月に雹と雪―――女ごころとシカゴの天気
私たちはアメリカに来てからほとんど毎日テレビの天気予報をみています。
北のカナダから北極の寒い空気がジェット気流にのってやってくると寒くなるのです。

フロリダから風呂あがりのような暖かい空気がやってくると暖かく、暑くなるのです。
アメリカの天気、シカゴの天気はカナダとフロリダの空気できまるのです。
山がないので単純です。 すごく変わりやすいのです。
昔のおんな心のように変わるのです。
今の女性は男性よりもしっかりして、あてはまらないかもしれません。

変わりやすい証拠に、10月上旬に雹が降りました。
平均直径2センチ、大きなものは2.5センチ、主人の愛車に傷がつきました。
私は別の所にいたので雹の害を免れました。
10月中旬に雪が降りました。
こんなに早く降ったのは記録だそうです。
今年は早く冬が来るな、と覚悟を決め、冬支度にとりかかりました。

ところが変わりやすいはシカゴの天気、10月下旬に春のように暖かい1週間が来たのです。
北国の人間は暖かい天気が来るとうれしくなってしまうのです。
でも、1週間でまた冬に逆戻り。
11月上旬現在、木の葉はすっかり散り、一枚も残っていません。
いよいよ冬将軍のお出ましです。
「冬将軍、シャベルをそろえて雪を待つ」。

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犬も歩けば棒に当たる、シカゴの町を歩けば野外美術品が見れるというのは本当である。
それも世界的な大家の作品である。
しかし、見てこれはすばらしい、と思えるような素直な作品は少ない。

その典型はピカソが創作した黒い巨大な鉄の像。女の顔にも見えるし犬の顔にも見える。
ピカソのような天才には美女もこんなに見えてしまうとしたら気の毒だ。
ミロのコンクリートで固めた女の胸像も胸のふくらみで女性の像と見えるけど、胸がどきどきするようなしろものではない。
カルダー作のフラミンゴは周りの黒い建物に囲まれている赤い鳥のようにみえるから、殺風景な景色をなごませてくれる。
シャガールのモザイク「四季」はいろいろな人物が描かれていて、絵そのものは分かりやすいが、作者が何を表現したかったのかはむずかしそう。


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 長い冬が過ぎ、短い春から夏になると、多くに人々は、町に湖にと太陽の下で夏を楽しみ、6月になると長い夏休みになります。

 どこも家族連れで歴史のあるシカゴの町は、観光客で一杯です。レストランは、外に「テラスやポーチ席」を夏の間設けて、お客さんはそこで人や景色を眺めながら食事をします。

 シカゴの町は綺麗な花が咲き、人々は観光用の馬やバスに乗って、いつまでもシカゴの町の夜を楽しんでいる。
今夏は記録的が暑さ続いたが、9月になるとすぐに秋風が吹いてくる。

 シカゴの夕焼け
シカゴは、北国なので夜の9時ごろまで明るい。 やっと夜の始まりだ。 夕焼けの一瞬をビルの40階から写すことが出来た。
高い建物や周りの風景がよくマッチする。 シカゴには山がないのでどこまでも地平線が続く。

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メモリアルデー
アメリカの毎年5月最後の月曜日はメモリアルデーで、墓参りの日となっています。
各町村でメモリアルデーのパレードがあり、教会やクラブではメモリアルデーピクニックを主催し、公園などでバーベキューの白い煙があがります。

大統領はアーリントン墓地を訪問し、国を代表して戦士した兵士たちのために花輪をささげます。
もともとは南北戦争で死んだ兵士を記念して行っていましたが、第1次世界大戦の後ではベトナム戦争はじめすべての戦争で死んだ兵士のためにと拡大されました。
一般の人はさらにすべての死んだ人のための記念へと拡大して、家族で墓参りをする日となっています。

シカゴの日系人の団体は死んだ日系人兵士を記念して、毎年メモリアルデーサービスを行っています。
特に1941年の真珠湾攻撃のために裏切り者と見られた当時のアメリカ在住の日本人、日系人へのスパイ疑惑を晴らすために”Go For Broke”(死ぬまで突進)の合言葉のもとに団結して死地のヨーロッパ戦線に飛び込んでいった日系人442団(「死んで死んだ日系人兵士」、の頭文字をとると442となる。文字通り死者多数)記念するのです。
第2次大戦の生き残りの元日系人兵士ベテランが空砲を撃って記念します。
当時20歳だった若い兵士も今では80歳の老人です。写真を見ると古い銃も重たそうです。
関心のある人は山崎豊子「二つの祖国(上中下)」、真保裕一「栄光なき凱旋(上下)」参照。

5月最後の週のメモリアルデーは夏の到来を告げ知らせるもので、これから夏の行事が始まります。

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「2月14日はバレンタインデーです。英語はSt. Valentine’s Day となっていてセイント バレンタインズ デーと呼ばれています。
この日は愛を告白する日、とかチョコレートを贈り会う日となっているようですが、ミスターバレンタインは愛の告白にもチョコレートにも関係ありません。
彼はキリスト教会の指導者で、3世紀にローマでキリスト教信仰のためにローマ皇帝の怒りとかって2月14日に死刑になったのです。
すごい恋愛をしたとも言われていないし、彼の時代にチョコレートなどあるわけがありません。

ローマではちょうどこの日に小鳥がデートを始めると言われていて、それなら私達も、と若い人々がデートをするようになり、デートにプレゼントはつきものなのは言うまでもありません。
若い人々はプレゼントを贈りあっていたのですが、戦後のチョコレート産業がこの日を強力に甘い日として演出し、ロマンテックな日としたのです。 地下のバレンタインさんもびっくりしていることでしょう。
アメリカのチョコレートは日本人の舌がしびれるように甘いものがありますが、アメリカ人の舌はアンコの甘さにしびれるようです。 同じ甘さでも違うのです。コーヒーにチョコレート、お茶にはアンコの組み合わせの方が、コーヒーにアンコ、お茶にチョコレートの組み合わせよりもしっくりいくということですかね。
2月14日が甘い日でもアメリカと日本では少しちがうのでしょうね。

3月上旬に3、4日仕事で日本に行きました。行く先が山口県だったのでだれにもあわず、とんぼ返りをしました。
3月17日はSt. Patrick’s Day で、シカゴの川は今年も緑色に染まりました。今年は3月下旬に選挙があったのでこのお祭りのパレードは選挙の候補者がオンパレード。 いよいよ春が到来したかと思いきや、なんと雪が降ってきました。

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日本では木に新しい緑が付くころ、こちらは枯れ木に雪の花が咲きました。
4月は日本は新学期。アメリカはキリストの復活を祝うイースター祭、ユダヤ人の過ぎ越し祭がありました。急にあたたかくなり、華氏80度(摂氏25度ぐらい。ところで「氏」と書いてあるのですから、ミスター華とかミスター摂って人の名前なのでしょうね)に急上昇。 待っていました,とばかり植物は一気に花を咲かせました。北国に住んでいると植物のエネルギーってすごいものだと知らされます。

家のまわりにあるもくれん(マグノリア)はわずか3日でつぼみから白い花の満開に達しました。日本を忘れないようにと植えた2本の桜の木もあっというまに満開になりました。
日本みたいにピンクじゃなくて、白ぽい桜なのが残念。

チューリップ April shower brings May flowers. 4月の雨が5月の花をもたらす。4、5月の花の代表はチューリップです。色とりどりのチューリップがあちこちに咲き乱れています。ミシガン州のホランド町はチューリップの町として知られていますが、遠いので行きたくても行けないので、近くのショッピングセンターのチューリップ畑を眺めてがまんしています。

ピンクの花   家の前の庭に枝が横へ横へと伸びる木が生えています。背が低いのに横に伸びるので、伸びすぎると自分で枝がぼりぼり折れていく愚かな木です。 4月末か5月上旬に葉が出る前に、曲がりくねった枝にそって無数の小さなの紫の花をつけ、枝そのものが一つの長い花のようにみえます。木全体が豪華な花のようになります。我が家の近くに大きい公園があり、そこに行く人々も春になると咲くこの老木を楽しみにしています。「今年も綺麗なお花が咲いたね。」と言って、ちいさなお花見の花です。

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名前はRedbud (ハナズオウ:花蘇方 )といい、オクラホマ州の州木だそうです。オクラホマ州だけでなく、アメリカのどこででも見られます。花が終わるととたんに緑の大きな葉をたくさんつけて、夏の日陰を用意してくれます。